2022/08/01 09:50

日々のご愛顧感謝いたします。
泉屋茶舗でございます。

本日は、水の日だそうです。
お水つながりで、店員の水出し茶への思いや考えのようなものを書かせていただけたらと思います。
だらだらと駄文が続きますので、興味のある方だけお読みいただければと思います。

店員がそもそもで水出し茶をすすめようと思ったのは、
日本茶でコーヒーのようなタフさを再現したかったのだと思います。
コーヒーについての知識はあまり持っていないので、
コーヒー好きの方からすれば、見当違いなことを書くかもしれませんが、
当時の店員には、多少乱暴に入れてもそこそこ「コーヒーだ」と思える味がして、
ポットなどで汲み置きができる。というような部分にタフさを感じたのだと思います。
急須で淹れるとどうしても淹れる人によって、味にばらつきが出やすいですし、
水色が緑色のお茶は、汲み置きすると色が変色してしまう。
お茶で、この部分に対してどうすればコーヒーに対抗できるだろうと思って、
考えたのが水出し茶でした。

水出し茶なら、水と茶葉の分量さえ同じなら、基本的に誰が入れても同じ味になりますし、
冷蔵庫の力は借りないといけませんが、冷蔵庫で保管すれば、2~3日位ならもちますので、
汲み置きにも対応できるだろうと思いました。

日本茶というと、店員も含め、繊細なイメージを持たれる方が多いのではないかなと思うのですが、
嗜好飲料、情緒的飲料として考えるなら、そういう部分は有った方が良いとも思っています。

ただ、当時としては、味の再現性や、浸出液の保存性などを考えた時に、
そういったことが、タフに思えて、ある種の憧れのようなものを持っていて、
コーヒーならそれを実現しやすいように感じたのでした。
そして、日本茶でもそれと同じか、近いことが出来ないかという気持ちが、
店員が水出しをすすめるきっかけとなった理由になります。

長々と失礼いたしました。

色々と書かせていただきましたが、
水出し茶は、簡単に淹れられて、味も良いと思いますので、
まだまだ暑い季節が続きますので、水出し茶を楽しんでいただければ幸いです。

最後まで読んでくださりありがとうございました。
今後とも泉屋茶舗をよろしくお願いいたします。