2021/03/06 11:55
日々のご愛顧感謝いたします。
泉屋茶舗でございます。
本日は、その名前の由来から、ほっと一息つける時のお供に良いのではないかなと思う、
お茶をご紹介できればと思います。
そのお茶は、玉露雁ヶ音です。
タイトルにもありますように、渡り鳥の雁が渡りを行うのに、海の上で羽休みをする時に、
海の上に枝を浮かべて止まり木にして、その形が似ているからとかいうのが、
雁ヶ音の名前の由来とされています。
ご存じの方には恐縮ですが、「葦をふくむ雁」なんて言葉もございますものね。
本来の意味は、準備がよくて、手抜かりがないというような意味ですが、
店員といたしましては、言葉の本来の意味というよりは、
止まり木に止まって、羽を休める雁のように、
ほっと一息つける時間に、こちらのお茶をそのお供にしていただければと思った次第です。

前置きが長くなりましたが、当店の玉露雁ヶ音はこんなお茶です。
玉露雁ヶ音は玉露の茎の部分を使用したお茶になります。
茎の部分には、葉の部分と比べて、
「甘みや旨み」の成分が葉の部分よりも多く含まれていて、また、
「香り」の成分も多く含まれています。
お茶の味としては、上記のような特徴から、
「甘みや旨み」、そして、「甘くて、爽やかな香り」が楽しめると思います。
飲む人によっては、その味わいが「茎の部分の独特のクセ」の様に、
感じられることもあって、お店といたしましても、
好みが分かれるお茶と言う印象はございますが、それが気にならないお方であれば、
お買い得な一本になるかと思います。

最後まで読んでくださりありがとうございました。
今後とも泉屋茶舗をよろしくお願いいたします。