2017/06/08 23:45
日々のご愛顧感謝いたします。
泉屋茶舗でございます。
本日は、新商品の紹介です。
新商品は「上かぶせ一煎パック(TB)」です。

ティーバッグ商品自体は、以前より扱っておりましたし、
ティーバッグ詰めの作業も当店自前で行っておりましたが、
こちらの商品のティーバッグは従来の座布団型とは違って、
「ひも付き三角メッシュタイプ」のティーバッグとなっております。
今後は、こちらのタイプのティーバッグを使った商品も、
増やしていきたいと考えています。
今回は、その第一弾として、紹介記事を書かせていただきます。
そもそも、どうしてひも付き三角メッシュのティーバッグを、
作ろうと思ったのかと申しますと、
以前より、リーフタイプの一煎パックを作っていたのですが、
それをご覧になられたお客様から、
「この一煎パックはひも付きティーバッグですか?」
とのご質問をお受けすることが、少なくなく、
普段から茶葉を急須で飲まれているお客様にも、
一煎パックを見て、「ひも付きティーバッグ始めたの!」
と尋ねられたことです。
茶葉で、お飲みいただいているお客様でも、
「一煎パック」=「ティーバッグ」と思われている方が、
決して少なくないんだなと思ったことが、やはり決め手となりました。
(もちろん、店員自身が「面白そう」と思ったのも理由の一つです。)
では、商品の詳しい紹介を
商品名の通り使用している茶葉は、「上かぶせ」です。
まったりとコクがあって、甘みや旨みも感じていただける味だと思います。
お湯出しでも、水出しでもお楽しみいただけます。
<こんな用途にいかがですか?>
・味が欲しい時
・イベント事でのお配り
・急な来客時に
・簡単なプレゼントに
・週末のプチ贅沢に
<淹れ方(お湯出し)>
美味しく入れる目安(店員主観)
お湯の温度:60~80℃
お湯の量:150~200ml
浸出時間:1~2分
1.湯呑みに適温にしたお湯を入れます。
※お湯の温度は、器を移し変える度に約10℃程温度が下がります。
2.ティーバッグを湯呑みに入れ、お茶が出るのを待ちます。
3.ひもを使って好みの濃さにしてください。
4.完成です。
味の好みにもよりますが、2~3煎目までは、お飲みいただけると思います。
<淹れ方(水出し)>
冷水ポットを使った水出しとティーバッグの相性は良いと思います。
1.ポットにティーバッグを1つ入れて水を500ミリリットル~1リットル注ぎます。
2.冷蔵庫で1晩(3時間以上)置きます。
3.冷蔵庫から取り出し、ポットを揺すったり、
ティーバッグを菜箸や、トングで絞って、好みの濃さにすれば完成です。
※冷蔵庫で保存して1~2日で飲み切ってください。
因みに、ティーバッグは、店員が1バッグずつ心を込めて、手作業で手詰めいたしております。
手作業で詰めているというと驚かれることが多いですが、
「商売が下手だね」と笑われたり、
「よそから仕入れて少しでも安くしろ!」と怒られたり、
「お店のわがまま」と呆れられたり、という様に思われることもあります。
確かに当店は、お客様から生産者の方、パッケージや備品などの仕入れ業者の方など、
様々な方に支えられ、お世話になっている訳ですし、
お店の規模や、経費など、現実的なこともあり、すべてを自店で行うことは不可能です。
気障なのは重々承知の上で、当店は、泉屋「茶舗」です。
「茶舗」の意味を調べると、お茶の製造・販売をする店とありますので、
自店で出来ることは、自店で完結させたいという気持ちがあります。
例えば、将来的に、嬉しいことに、生産が追いつかなくて、
ティーバッグ詰めの作業を外注に出すとしても、
ただ単に外注に出すのと、一度でも自分でこの作業を体験しているのとでは、
目に見えない所で、違いが出てくるんじゃないかなと、
ただの希望的観測かもしれませんが、そのように考えています。
又、一煎パックを作ったなら、他のサイズも作ってしまえと言うことで、
一煎パック以外のパッケージも作らせてもらいました。
一煎パック以外のパッケージについてもまた、記事を書かせてもらえたらと思っています。
「今更ティーバッグ?」と思われる方もいらっしゃるかとは思いますが、
もし、興味をお持ちいただけましたら、大変嬉しく思います。
最後まで読んでくださりありがとうございました。
今後とも泉屋茶舗をよろしくお願いいたします。