2016/05/22 08:12
毎度ありがとうございます。泉屋茶舗でございます。
この所、朝夕はともかく、日中は本当に暑いですよね。
こうなって来ると、お茶屋といたしましては、冷た~い緑茶をおススメしたくなる訳ですが、
冷たい緑茶にも淹れ方が何種類かありますが、こういう暑い時には、冷蔵庫などで常備出来たり、
すぐに飲むことが出来る淹れ方がいいように思います。そうなると、店員個人の意見になりますが、
やはり、誰が淹れてもおいしくて、安定した味で淹れられ、前日の寝る前などにまとめて作り置きすれば、
次の日(当日)にすぐ飲める冷水ポットで作る水出し茶が、いいのではないかと思います。
本日は、そんな冷た~い緑茶を作る時に、ネックになる茶葉の計量を解消するアイテムとしての
「一煎パック」を紹介させていただきたいと思います。
今回紹介させていただく一煎パックは、茶葉が10g入った、クラシカルな一煎パックです。
今風(?)の一人分に特化した、ひも付きティバッグでも、極少量の茶葉でもないので、
特に目新しさがあるわけではないのですが、大は小を兼ねるなんて言ったりしますが、
冷水ポットなどでまとまった量の水出し茶を作るときには、きっと役立ってくれると思います。
また、急須で温かいお茶を淹れられる場合でも、上かぶせクラスのお茶でしたら、普通に淹れられる分には、
一煎パック全部の10gをすべて使ったとしても、苦くて渋くて飲めないということにはならないと思います。
<水出し冷茶の作り方>
1.まず、一煎パックを開封して、中から脱酸素剤を取り出します。

上記の写真は脱酸素剤の写真です。
2.一煎パックの茶葉をお茶パックに移し変えます。
そのお茶パックを冷水ポットに入れて、冷水を1リットル注ぎます。

注ぎ口に茶こしが付いているようなポットをご利用の場合は、
一煎パックの茶葉をそのままポットに入れていただければよろしいかと思います。
3.冷水ポットを冷蔵庫に入れて一晩置きます。

4.ご覧の通り、冷蔵庫から出したばかりでは、お茶のエキスがポットの下に溜まっていますので、

菜箸やトングなどで、ポットの中をかき混ぜたり、お茶パックを絞って、好みの濃さにすれば完成です。

今年の夏に、冷蔵庫の中には、常に、自分で淹れた、冷たい緑茶が冷えているという方が一人でも増えてくださって、
そのお茶を飲まれた時に、「日本茶って捨てたもんじゃないな~」と少しでも思っていただければ幸いです。
最後まで読んでくださりありがとうございました。
今後とも泉屋茶舗をよろしくお願いいたします。