2016/02/08 07:48

毎度ありがとうございます。泉屋茶舗でございます。
いきなりですが、おとといの2月6日は抹茶の日だったそうです。
だからと言う訳ではないですが、以前、抹茶をはじめ粉状になったお茶のことで、質問されたことを思い出しまして、
粉茶と一口に言っても、種類がありますよ。と言うことをさらっと書かせてもらえればと思います。

<抹茶>
基本的には、てん茶と呼ばれる茶葉を臼で挽いて粉末状にしたもののことです。
てん茶とは、玉露やかぶせ茶などと同様に茶葉に直射日光を当てずに育てたお茶で、
他の種類のお茶を違って茶葉を揉まずに加工して仕上げることが特徴です。

<粉末茶>
茶葉を臼や粉砕機で粉末状にしたお茶のことです。
粉末にするお茶は、煎茶を使用することが多いかなと思います。
玉露やかぶせ茶と粉末状にしていたとしても、抹茶(てん茶)に比べると、安価な場合が殆どですので、
茶葉を丸ごと摂取して栄養分を取ろうという場合には、こちらを選ばれるのもありだと思います。
名前が名前ですので、抹茶や特に後述のインスタント茶と混同されることもありますが、ここでは分けて考えます。

<インスタント茶>
お茶の抽出液をスプレードライやフリーズドライにして粉末状や顆粒状にしたお茶です。
抽出液を粉末にしているだけなので、茶葉を丸ごと摂取して栄養分を取ろうという場合には、
控えていただいた方が無難かと思います。

<粉茶>
お茶の加工・製造工程で出る粉状になった葉を集めたお茶のことです。
こちらの粉茶は上3種類とは違って、茶こしや、急須で淹れるタイプで、茶殻は出ます。
お茶屋的には、「粉茶」や「お寿司屋さんのお茶」と言われると、こちらのタイプが思い浮かびます。
現在、ネットショップの方では、掲載しておりませんが、もちろん、当店でも取り扱いはございます。
ご興味のある方は是非お気軽にお問い合わせいただければと思います。

※店員もまだまだ勉強中ですので、補足や訂正が必要な部分が有るかもしれませんが、
お茶の種類の違いについては、分かっていただけたかと思います。

最後まで読んでくださりありがとうございました。
今後とも泉屋茶舗をよろしくお願いいたします。